【ブーランジュリー アルザス マデール】
パリのブーランジュリー・パティスリーの中でも珍しいアルザス菓子やパンを作っているお店。 15区エッフェル塔から少し離れているがお店には沢山の人が行列をなしている。
Googleマップでも口コミも非常に高く、地元の人のみならず、観光客も多く訪れている。
こちらのシェフはアルザスご出身のラウル・マデールさん(Raoul Maeder)
お店の壁に描かれている女の子もアルザス衣装を着ていたり、店内も木を基調としたりと、アルザス感溢れるテイストになっている。
【アルザスのパン】
アルザス地方は昔、ドイツとフランスの争いにより、ドイツ領になったり、フランス領になったりを繰り返していたため、二つの文化を持つ地域である。
パンもライ麦などが使われたパン(ドイツパン)もあれば、小麦粉使用のフランスパンの二つが融合(カンパーニュのようなもの)したものをよく見かける。
カンパーニュは小麦粉本来の味がとても強く、甘さのみならず、苦味や雑味も感じられるパンであり、フランス人にもとても人気がある。
そしてクグロフはドイツの伝統菓子。クグロフ型はアルザス発祥だ。
その他にもパティスリーやヴェノワズリーもドイツのものとフランスのものが置かれている。
クロワッサン 1ユーロ10
私の手のひらからはみ出てしまうほどの大きさがあり、これで1ユーロ10は安い。
最初から店内で作っている。(お店の人に聞きました)
見た目からしてザクザクかなと思っていたが、しっとりふかふかしたものだ。
バターもさほどくどくなく、素朴な味わいのクロワッサンで毎日食べたくなる味だ。
こういうクロワッサンはココアにドボンっと浸して食べたら最高に美味しい。
【クロワッサン評価】5つ★判定
ザクザク感 ★★★
ジュワッと感 ★★★
モチモチ感 ★★★★
風味・味 ★★★★
総合 ★★★★
【Shop Info】
店舗Boulangerie Alsacienne B. Maeder
住所 18 Rue de Lourmel, 75015 Paris, フランス
営業時間 7:00〜20:00 日曜 〜19:00
定休日 火曜日
パリにいながら、アルザスの味を味わえるのはとても魅力的ですね。ぜひ一度訪れてみて、ドイツのパンとフランスのパンの二種類を楽しんでみてほしい。